LINKの手術&検査結果
こんにちは。看護師の新原です。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
なかなか更新できず申し訳ございません。
今日もリンちゃんの経過をお話させて頂こうと思います。
前回の続きになりますが、、、
☆前回:早期発見の大切さ
☆前々回:リンちゃんと初詣
脾臓に腫瘍が見つかった翌週に早速、手術をお願いしました。
脾臓全摘出手術です。
我が子の手術に立ち合うのはとても勇気のいることでしたが、折角このお仕事をしていて、傍にいてあげられるのだから
自分の目でしっかりと見ておこうと思い、立ち合わせて頂きました。
脾臓を見てみると思ってたよりも大きな腫瘍でした。
(※見慣れない方はご注意ください)
嫌な予感が過ぎりましたが、この時はただ無事に手術が終わることを祈るばかり。
肝臓などに目で見て分かる転移所見は見当たらず、手術は無事に終わりました。
経過も良く術後3日で退院することができました。
手術を受けるまでは、手術への不安。。。。
手術が終われば、次の不安は検査結果へ。
検査結果が出るまで、良い方に考えようと思っていてもどうしても最悪な事態を想定してしまい、眠れない日々が続きました。
手術の不安、結果を聞く怖さ、、これらを経験して色んな飼い主様のお顔が浮かびました。あの時こんな気持ちだったんだろうなぁ。。。
お話しする機会のあった飼い主様がたには相談させて頂いたり、弱音を聞いて頂いたりしてしまってすみません。
そして、ついに結果を聞く日です。
朝出勤すると、院長に田中先生と二人診察室に呼ばれました。
結果は一番恐れていた血管肉腫という癌でした。
血管肉腫とは、血管の内側の細胞である血管内皮細胞が腫瘍化した悪性癌です。
怖い病気と知っていただけに、震えました。
どうしてこんなに若くで、、うちの子が。。。
院長も私に報告するのは本当に辛かったと思います。
何もしなければ余命あと2ヶ月。
抗癌剤をしても6ヶ月。。
とてもとても残酷な結果でした。
この時12月。桜は一緒に見れないかもしれないのか。。。
田中先生と二人でたくさん泣きました。
この日は、院長とみんなのご厚意で仕事をせずに帰らせてもらいました。
皆が優しくて本当に有難かったです。
帰りのバスの中でも涙が止まらず。。
これからどうしようか。。。。
私にとっても家族にとっても、とても悲しい1日でした。
ただ、抗がん剤をするかどうか、悩んでる時間はあまりありませんでした。
主人と話し合い、まだまだLINKと一緒にいたい。桜も見たいしお出かけや楽しいことたくさんしてあげたい。
美味しいものたくさん食べさせてあげたい。
抗癌剤が負担になるのはわかっていましたが、あと2ヶ月でのお別れなんて耐えられませんでした。
院長にも相談しましたが、
★病院が大好きで病院に恐怖心がないこと。
★早期発見できたこと
上記のことがあって、リンちゃんの体調を第一に考えながら抜糸が終わる頃に抗がん剤治療をスタートすることに決めました。
つづく。。。