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外科診療 | ラポール動物病院

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ラポール動物病院

TEL:078-822-3770

外科診療

外科診療

外科診療

当院では、去勢・避妊手術から消化器外科、軟部組織外科、生殖器外科、泌尿器外科、整形外科まで様々な手術に幅広くご対応しております。

内科診療

当院の外科手術の特徴

しっかりとした術前検査と手術計画

術前に血液検査やレントゲン検査、超音波検査などを行い、全身状態をしっかりと把握した上で手術を行います。また、様々な術式のなかからその子にあった最適な手術方法をご提案します。

分かりやすい インフォームドコンセント

手術前に今の病状の程度となぜ手術が必要であるのか、手術をしなかった場合には今後どのようになっていくと考えられるのか、などをなるべく分かりやすく丁寧にご説明いたします。

安全な麻酔管理

麻酔管理に成熟したスタッフにより、手術の麻酔管理を行っております。

少ない出血と丁寧な手技

小さな体にメスを入れるため、より慎重に丁寧にそして正確に手術を行うことを心掛けています。

十分なペインコントロール (疼痛管理)

痛みの軽減に対して積極に取り組んでいます。術前にオピオイドなどの鎮痛剤を投与することはもちろんのこと、局所麻酔や神経ブロックを用いることによって、より速い術後の回復に努めています。

愛情をもった術後ケア

言葉を話せない動物達のために、獣医師と看護師がチームとなって、声なき声に耳を傾けて術後の看護に取り組んでいます。

手術例(クリックしたら下に移動します。手術例によっては気分を悪くされる可能性がございますのでお気を付けください。)

肝・胆・膵系疾患

眼科疾患

手術は全て予約制となっております。事前に診察を受けていただいた上で、手術予約を取っていただく必要があります。
※脳神経外科・胸部外科・股関節全置換術などの一部の外科手術に関しましては、他の病院をご紹介させていただいております。

泌尿器疾患

会陰尿道瘻形成術
ケース 10歳、去勢済の男の子、ネコちゃん
症状 何度も尿路閉塞を繰り返しており、その都度何とか解除できていましたが、今回は解除してもすぐに閉塞してしまうため、ご家族と相談の上、尿道を広げる会陰尿道瘻形成術(男の子を女の子のようにする手術)を行いました。
手術方法 尿道内にカテーテルを留置し(図1)ペニスを切開して尿道の根本を露出し(図2)、ペニスを切断して尿道の太い部分で開口するようにしました。また、尿路感染が起こりにくいように陰嚢の皮膚で笠を形成しました(図3)。
手術経過 術後、順調に排尿できるようになりました(図4)。

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図1

症例図

図2

症例図

図3

症例図

図4

   
会陰ヘルニア手術
ケース 10歳、未去勢の男の子のワンちゃん
症状 右会陰部が腫大しているとのことで来院されました(図1)。お尻に手を入れて検査したところ、直腸を支えるお尻の周りの筋肉が著しく菲薄化し、筋肉と筋肉の間から膀胱と直腸が脱出している会陰ヘルニアという病気でした。レントゲン検査では膀胱が腹腔内から脱出していることが分かりました(図2)。注腸造影では直腸の湾曲や拡張は認められませんでした(図3)。
手術方法 当院では、内閉鎖筋転移術・総漿膜転移術・プロピレンメッシュ使用術・結腸腹壁固定術などのその子の症状に合わせて手術方法を選択しています。病変部を切開したところ、膀胱が脱出しており(図4)ヘルニア嚢がとても大きく他の筋肉群も脆弱であったためプロピレンメッシュを用いて整復しました(図5、6)。
手術経過 術後、膀胱も元の位置にもどり(図7)、排便もできるようになりました。

症例図

図1

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図2

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図3

症例図

図4

症例図

図5

症例図

図6

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図7

   

生殖器疾患

子宮蓄膿症
ケース 8歳、未避妊の女の子、ワンちゃん
症状 数日前より元気・食欲低下を主訴に来院されました。超音波検査やレントゲン検査において子宮内に膿が貯まる子宮蓄膿症が疑われました(図1)。
手術方法 子宮と卵巣を摘出しました。子宮は膿が溜まり、著しく腫大していました(図2)。
手術経過 経過は順調で、以前より元気になったとのことでした。

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図1

症例図

図2

 
乳腺腫瘍摘出術
ケース 8歳、未避妊の女の子、ネコちゃん
症状 ワクチン接種で来院時、身体検査において、乳腺にしこりを発見しました。
手術方法 乳腺片側全摘出術と鼡径リンパ節の切除(図1~2)ならびに子宮・卵巣摘出術(図3)を行いました(図4)。
手術経過 病理検査の結果、ネコちゃんでは大変めずらしいですが良性の乳腺腫瘍でした。そのため、追加の治療は行わず、経過観察となりました。

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図1

症例図

図2

症例図

図3

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図4

   

肝・胆・膵系疾患

胆嚢摘出術
ケース 9歳、未避妊の女の子、ワンちゃん
症状 元気消失、食欲不振で来院されました。血液検査で肝酵素の上昇が認められました。超音波検査では、胆嚢粘液嚢腫が認められました。
手術方法 胆嚢の摘出と肝生検、胆汁の培養・感受性検査を行いました(図1~4)。
手術経過 胆嚢の病理検査の結果“壊死性胆嚢炎”という診断検査でした。これは胆嚢壁が粘液を異常に産生することにより、胆嚢が著しく腫大し、胆嚢周囲への血流が阻害されたことによるものと考えられています。放置しておくと、胆嚢破裂を起こし、胆汁性腹膜炎で死亡していたかもしれません。胆汁検査の結果、胆汁中に細菌感染はなく、肝生検の結果も特に異常なしとのことでした。術後、とても元気になり、食欲も出てきたとのことでした。

症例図

図1

症例図

図2

症例図

図3

症例図

図4

   
肝生検
ケース 8歳、去勢済の男の子、ワンちゃん
症状 小さいときから肝酵素が高いとのことで、他院にて様々な薬を投与されていましたが改善がなく、逆に投薬によって体調が悪くなったとのことで、当院に受診されました。
手術方法 全身麻酔下で肝臓の組織の一部を摘出し、病理検査を行いました。
手術経過 病理検査の結果“門脈低形成疑い”との結果でした。門脈低形成は肝臓内の血管(門脈)の先天的な形成異常です。特に治療法はなく、症状がないため、肝保護剤を内服していただくことにしました。

症例図

図1

   

消化器疾患

消化管内異物
ケース 1歳、避妊済の女の子、ネコちゃん
症状 食欲不振、元気消失を主訴に来院されました。レントゲン検査において、胃~腸管にかけて線状の異物が認められました(図12)。
手術方法 胃切開を行い、そこから腸管内まで続く線状異物を摘出しました(図3)。異物は髪ゴムでした。
手術経過 術後、すっかりよくなりました。

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図1

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図2

症例図

図3

鼠径ヘルニア整復術
ケース10歳、去勢済の男の子、ワンちゃん
症状右脚の付け根が脹れているとのことで来院されました(図1)。鼠径ヘルニアが疑われ、尿道カテーテルを留置し、造影剤を注入したところ、膀胱もヘルニア嚢から脱出していることがわかりました(図2-1、図2-2)。
手術方法腫大した領域の皮膚を切開したところ、腹腔内から腸管や膀胱が脱出していました(図3).また少量の腹水も認められました。丁寧に腸管と膀胱を腹腔内に戻し、開いていたヘルニア嚢を切除し縫合しました(図4・5・6)。
術後経過その後、再発することもなく順調に経過しました。

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図1

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図2-1

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図2-2

症例図

図3

症例図

図4

症例図

図5

症例図

図6

  

口腔内疾患

下顎部分切除術
ケース14歳、去勢済の男の子、ワンちゃん
症状口臭が気になるとこことで来院されました。下顎犬歯の歯根が露出しており、化膿と重度の炎症が認められました(図1)。顎のレントゲンを撮影したところ、右下顎骨の骨折が認められました(図2-1、図2-2)。重度の歯周病による骨融解が疑われました。
手術方法下顎骨の部分切除術を行いました(図3)。術後しばらく食べられなくなる可能性があったため、食道チューブも入れておきました。
術後経過下顎が短くなりましたが(図4)、食道チューブを使用することなく普通にご飯を食べられていたため、術後1週間後には食道チューブも取り除きました。

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図1

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図2-1

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図2-2

症例図

図3

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図4

 
口峡炎(難治性口内炎)による全抜歯術
ケース2歳、去勢済の男の子、ネコちゃん
症状1歳位のときから歯肉炎があり、2歳の頃にはよだれ、食欲不振などの症状がみられるようになったため、難治性口内炎(口峡炎)と診断し、臼歯の全抜歯手術を行いました。
手術方法犬歯、切歯を残して、臼歯の全抜歯を行いました。
術後経過術後、歯肉の炎症はすっかりなくなり、よだれや食欲不振もなくなりました。

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手術前

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手術後

 

整形外科疾患

前十字靱帯断裂整復術
ケース11歳、未去勢の男の子、ワンちゃん
症状2週間前より左後肢をケンケンして、全く地面につかないとのことで来院されました。お預かりして脛骨前方引き出し試験と脛骨圧迫試験を実施したところ、引き出し徴候が認められたことから前十字靱帯の断裂と診断しました(図1~2)。糖尿病やクッシングなどの基礎疾患がないか各種検査を行いましたが、特に異常は認められませんでした。
手術方法関節包を開いたところ、やはり前十字靱帯が切れていました(図3)。傷んだ半月板を除去し、関節外において外側腓腹筋種子骨と脛骨結節を特殊な糸で結ぶ関節外修復法を行いました(図4~5)。
術後経過術後しばらくは鎮痛剤の投与と安静を保ちますが、術後4日目からはリハビリを開始しました。退院後も毎日ご自宅でリハビリを行って頂き、術後2週間目には軽い歩行も可能になりました。術後1か月後には、ほぼ元と変わらない歩行となりました。

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図1

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図2

症例図

図3

症例図

図4

症例図

図5

 
膝蓋骨脱臼整復術
ケース9か月齢、去勢済の男の子、ワンちゃん
症状ワクチン接種の身体検査にて膝蓋骨脱臼gread4/4が認められました。その後も寝起きなどに足を挙げるなどの症状が認められ、レントゲン撮影においても大腿骨の遠位端と脛骨の内側顆が接地していたため、オーナー様と相談の上、整復手術を行うことにしました。
手術方法手術では、生まれつき浅い滑車溝を削って深くし、膝蓋骨が収まるようにすると共に、関節包の一部を切除し縫い縮めました(図1~2)。また、関節が内旋していたため、ラテラルスーチャーを用いて脛骨の内旋制御を行いました(図3)。
術後経過術後、ロバート・ジョーンズ包帯にて関節を固定しました。毎日、包帯交換を行い、傷口を確認し、術後4日目から屈伸などのリハビリをスタートしました。関節の浮腫や腫脹は認められなかったので、術後7日目には退院となりました。自宅でもリハビリを続けて頂き、術後1か月のレントゲンでは特に異常は認められず、歩行もほぼ問題ありませんでした。

症例図

図1

症例図

図2

症例図

図3

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手術前

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手術前

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手術後

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手術後

  
踵骨骨折整復術
ケース5歳1か月、避妊済みの女の子、ネコちゃん
症状テーブルの上から落ちてしまい、その後左後肢を挙上していたとのことです。そのまま狭いところに隠れて出てこなかったそうです。ようやく捕まえて来院されたのですが、身体一般検査では、体温40.1℃と上昇しており、左後肢足根関節の軋轢音が認められました。レントゲン検査を行ったところ、踵骨に骨折が認められました(図1)。この部位にはアキレス腱が付着するため、無治療での治癒はまず無理と判断し、手術で整復することになりました。
手術方法骨折した骨に髄内ピンを固定し、さらにテンションバンドワイヤーをかけて固定を行いました(図2~5)。
術後経過経過は良好で、骨折は治癒し、歩行もできるようになりました。術後6か月で抜ピンを行って治療終了となりました。

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図1

症例図

図2

症例図

図3

症例図

図4

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図5

 

眼科疾患

難治性角膜潰瘍
ケース10歳、未去勢の男の子、ワンちゃん
症状朝起きたら目が痛そうにしているとのことで来院されました。角膜染色検査を行ったところ、眼の表面にある角膜に傷があることが分かりました (図1)。エリザベスカラーの着用とヒアレインの点眼、感染防止のために抗生剤の点眼を行いましたが、3週間経っても改善が認められませんでした。綿棒による角膜表面のデブライトなど様々なことを行いましたが改善しなかったため、手術を行うことにしました。
手術方法全身麻酔下で角膜表面に格子状の切開を加え、上瞼と下瞼を縫い付けました (図2~3)。また、血液を採取し自己血清点眼を作成し、術後に自宅で点眼していただきました。
術後経過術後10日目に糸を取って、角膜染色を行ったところ、角膜の傷はなくなっていました (図4)。

症例図

図1

症例図

図2

症例図

図3

症例図

図4

  

腫瘍疾患

腎細胞癌摘出術
ケース10歳8ヶ月、避妊済みの女の子、ワンちゃん
症状3日前より食欲不振と嘔吐、下痢を主訴に来院されました。腹部触診にてお腹のなかにしこりが触知されました。エコー検査を行ったところ、左上腹部に腎臓腫瘍が認められました(図1)。オーナー様とご相談の上、摘出することにしました。
手術方法全身麻酔下で開腹を行い、腎臓腫瘍の摘出を行いました(図2~3)。また、同時に膀胱内結石の摘出も行いました(図4)。
術後経過腎臓腫瘍を病理検査に出したところ“腎細胞癌”との結果でした。腎細胞癌は極めて悪性度の高い腫瘍です。術後、抗癌剤治療を行うなど、大変よく頑張ってくれましたが、手術から8か月後に残念ながら亡くなってしまいました。

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図1

症例図

図2

症例図

図3

症例図

図4

  
脾臓血管肉腫摘出術
ケース11歳1ヶ月、去勢済みの男の子、ワンちゃん
症状ご飯を食べた後に突然嘔吐をし、その後全身に力が入らなくなったとのことで来院。来院時、チアノーゼがあり、脈も弱くなっており、低体温になっていました。いわゆるショック状態となっており、各種検査を行ったところ、貧血と脾臓腫瘍と腹腔内の液体貯留が認められました。脾臓腫瘍の破裂を疑い、まずは輸血による一般状態の改善を行い、それから脾臓腫瘍の摘出を行うことにしました。
手術方法全身麻酔下で開腹を行い、脾臓腫瘍の全摘出を行いました(図1~2)。
術後経過脾臓腫瘍を病理検査に出したところ、“血管肉腫”との診断でした。ご家族と相談の上、術後、抗癌剤治療を行うことにしました。抗癌剤は3週間毎に血管内に点滴で投与しました。ご家族の支えもあり、抗癌剤治療に大変頑張ってくれましたが、手術から8ヶ月後に亡くなりました。

症例図

図1

症例図

図2

 
消化管腫瘍摘出術
ケース15歳9ヶ月、避妊済みの女の子、ワンちゃん
症状昨日よりぐったりしており、食欲もなく呼吸が速く血便が見られるとのことで来院されました。触診を行ったところ、お腹のなかにしこりが触知され、超音波検査を行ったところ腸重積(図1)と消化管壁の肥厚(図2)が認められました。また、貧血や心臓の弁膜症などがあることも分かりました。超音波ガイド下で腸の腫瘍に針を刺して、細胞の検査を行いましたが、明らかな情報は得られませんでした。オーナー様とよく相談した上、試験開腹を行うことになりました。
手術方法貧血があったため、術前に輸血を行い、手術中も輸血を行いました。全身麻酔下でお腹を開けたところ、横行結腸に腸重積があり、その遠位に硬くなったしこりを認めました(図3)。腸重積を解除し(図4)、腫瘍と思われる領域の腸を切除し、端・端吻合を行いました(図5~6)。腸のつなぎ目には大網と呼ばれる膜を貼り付け、頑丈にしました。
術後経過腸管腫瘍を病理検査に出したところ、“消化管間質肉腫(GIST)”との診断でした。切除断端には腫瘍細胞はなく術後の経過は良好で、食欲も戻り、良好便になりました。

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図1

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図2

症例図

図3

症例図

図4

症例図

図5

症例図

図6

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